先日おこなわれたU-12クラブユース選手権で、
試合中いきなり、対戦相手の背中を殴りだした子がいたそうです。
敗戦濃厚の試合にキレてしまったのか、
それとも思うようなプレーができず苛立ってしまったのか、
グーで何度も殴りかかったそうで。。。
しかし、もっとビックリしたのは、
それを見ていた主審も、両ベンチも、
さらには被害を受けた選手も、
ま~ったく何もなかったように平然としていたとのこと。
「僕一人だけ、慌てふためきました。
しかし、周囲が落ち着き払っているので…
まるで夢をみているような錯覚に陥りました」
と、線審を務めていた金綱コーチ。
普通、そんなコトがあったら大騒ぎになりそうなモノですが…
果たして本当に起こったンでしょうかねぇ???
さて、今日のブログは、
てつコーチに続き、とうとう白昼夢を見るようになってしまった
金綱コーチの『保護者向け講座』をお送りします。
今回は、前回に引き続き、シューズの選び方について。
・シューズを選ぶときは大きすぎても0.5㎝が限界
・決してメーカーや形、色、値段等で決めないで
・高ければ良いのでは無く、安くても自分の足にフィットするシューズが良いシューズ
う~ん、妄想癖がある人とは思えないほどの名言です!!
現在、様々なメーカーから、研究・開発された素晴らしいスパイクがたくさん出ています。色に関しても、私達が小さい頃のスパイクは黒と決まっていたものですが、今は白や赤・青・銀等たくさん出ています。お店に行っても、たくさんスパイクが並んでいて、どれにしようか迷います。
では、何を基準にシューズを選んでいけばいいのでしょうか?
まずは、実際の足のサイズを測ってもらいましょう。
いくら良いスパイクを買っても、自分の足に合ったスパイクでないとその機能を十分に生かしきれないし、技術力向上の妨げになったりします。例えば、キックをする時にスパイクが大きいと余分に足を上げなくてはいけなくなります。たった数ミリかもしれませんが、それがいずれ大きな差となって表れてきます。それ以外にも、シューズは人間の足の構造に合わせて作られているので、サイズが大きいと足の曲がるポイントとそれに合わせて作られているはずのシューズのポイントとがズレてきます。私は24.5~25.0㎝(メーカーやモデルによって若干差があるので)のシューズを履いています。成人男性としては小さいですね。しかし、中学時代に履いていたシューズのサイズは26.0㎝です。
『まだ、これから大きくなるから…』
この呪文のような言葉を信じ、そしてサイズが小さい事に対する劣等感みたいなものもあり、平気でサイズの大きいシューズを履いていました。今、考えると、恥ずかしい限りです。
そして高校生になってから、自分の足に合ったシューズ(高価なものではありませんでしたが)を履いてみたときの驚きは今でも忘れません。こんなにもシューズって大切なものなのだと実感しました。ものすごくキックがしやすく、ストップやターン等もやりやすい。それまで、大きいサイズを履き続けてきただけに、その違いはものすごく良く分かりました(たった1㎝ですが)。もし小学生から、自分の足に合ったシューズを選んでいれば自分もプロに…なんて事もあったかもしれません(かなり大袈裟な例え話ですが・・・)。『すぐ大きくなるから…』。金銭的な部分を考えるとすごく良く分かりますが、技術力向上やプロサッカー選手になるための先行投資だと思ってみてはいかがでしょうか?
話が大きくそれてしまいましたが、シューズを選ぶときは大きすぎても0.5㎝が限界だと感じます。店によっては、測定器を置いているところもあるので、まず自分の足の正確なサイズを知りましょう。そしてそのサイズに近いシューズをたくさん履いてみてください。昔よく通ったサッカーショップで、店に置いてあるスパイク全部履いた事があります。たとえシューズに関しての知識が無くとも、数履けば自分の足に合ったシューズはなんとなく分かってくると思います。店員によっては、「横幅がきついからもう少しサイズをあげましょう」と言う人がいるようですが、それは大きな間違いです。メーカーやモデルによって横幅のサイズも違います。特に日本人の足は幅広のようなので、欧米等での規格ではきつくなりやすいようです(最近は日本人モデルもたくさん出ています)。自分の足幅よりも狭いシューズを履いていると捻挫しやすくなりますし、シューズ本来の機能を生かしきれません。スパイクのポイントの形や数・配列はそれぞれ違うのはご存知だと思います。それは適当に決められているのではないので、縦幅はもちろん横幅も合わないと、十分にその機能を生かしきれないという事はなんとなくでも理解していただけるのではないでしょうか?
決してメーカーや形、色、値段等で決めないでください。高ければ良いのでは無く、安くても自分の足にフィットするシューズがいいシューズです。
お店に行ったら、店にある全てのシューズを履いてみるのも必要だと思います。単なる冷やかしではなく、購入目的で履くのであれば問題ないはずです。もしそれで嫌な顔をする店員がいたら、そんな店で買うのはやめたほうが良いですね。