ガッツ石松は、
どんな病気も『日向ぼっこ』で治すらしい…。
さすがガッツ、野性味たっぷりだなァと思いきや、
この健康法、案外、間違っていないンですよ~☆
今日のブログは、
村橋先生の『保護者向け栄養講座』。
今回は、みんなもガッツみたいになれちゃうかもしれない
「カルシウムのお話」デス。。。
古今、成長期の子供には積極的にカルシウムの摂取が勧められてきました。「背が伸びる」「骨が丈夫になる」などといわれておりますが、ただ漠然と子供たちにカルシウムを摂らせることだけ考えていればよいのでしょうか?
実際のところどうなのか、それを明らかにするために、カルシウム摂取の現状・役割・上手な摂り方についてお話しさせていただきます。
●日本人とカルシウム
日本は先進国の中でもカルシウム不足が目立つ国です。それは、食生活の変化や土壌の性質とも関係しています。
まず、カルシウム不足の原因として食生活の欧米化や加工食品の増加があげられます。日本食は、カルシウム豊富な魚料理とお野菜などの小鉢が並ぶバランスのとれた食事といわれていました。しかし、最近は麺類や丼のような一品料理、インスタント食品に頼ることが多くなっています。こんな食事を毎日続けていたら栄養のバランスは崩れてしまいます。
さらに、日本人のカルシウム不足には土も関係していました。日本の土壌にはもともとカルシウムが少ないため、水やその土壌で栽培される野菜のカルシウム量も少ないのです。これは、私たちにはどうすることもできない問題です。最近、話題のミネラルウォーターは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを多く含んでいます。カルシウム不足は気になるけど、食べ過ぎも気になる人は、水道水を使うところをミネラルウォーターに替えてみてはいかがですか。でも、商品によって含有量は違うので、栄養成分表をちゃんと見比べてみてください。
●カルシウムの役割
カルシウムは体内で合成できないので、食べ物から摂取するしかありません。
体内にあるカルシウムの99%は骨に貯蔵され、骨の形成に使われています。残りの1%は、血液中や細胞にあり、心臓や脳の働き、筋肉、ホルモンの分泌、血液の凝固作用などの重要な働きをしています。
毎日、カルシウムは骨を作るために使われたり、体外に排泄されたりして消費されていきます。不足してくると骨に貯蔵されているカルシウムが血液中に溶けだし、血液中のカルシウム濃度を一定に保とうとします。骨の貯蔵量が少なくなると、骨は成長できず、スカスカでもろくなってしまいます。
●カルシウムを上手に摂ろう
カルシウムを多く含む食品は、牛乳をはじめとする乳製品や小魚、海藻、豆腐、高野豆腐、小松菜、チンゲンサイ、切干大根、生揚げなどです。中でも牛乳はカルシウムの吸収率のよい代表選手。毎日しっかり飲みたいですね。また、カルシウムを効率よく吸収するためには、ビタミンDが有効です。ビタミンDは、イワシ・サンマ・サバなどの魚や、干しいたけ、たまごの黄身に多く含まれ、さらに適度な日光浴をすることで体内のビタミンDを増やすことができます。
逆にカルシウムの吸収を妨げるのは、インスタント食品に多く含まれるリンという成分。リンの摂りすぎは尿中のカルシウムの排泄を促してしまうので、いくらカルシウムの多い食品を摂ってもインスタントばかりでは効果が半減してしまいます。
補足ですが、カルシウム補給に適した一品料理として、わかさぎのマリネ・じゃこ奴・小松菜と厚揚げの煮付け・いわしと大根の煮付けが文献に紹介されておりました。今晩のおかずにいかがでしょうか?