夜中に家を抜け出し、マンガ喫茶へ行った、
【チョイ悪】系の西です☆こんにちは!
35度近くなる天気が続く今日このごろ、
今回は、タイムリーな話題として、
村橋先生から送られた『熱中症』についてをお届けします!

【熱中症に気を付けましょう】
3回にわたり栄養に関して連載させていただきましたがいかがだったでしょうか?
子供たちの食生活に少しでも変化があれば嬉しく思います。
さて、長い梅雨も終わりを告げこれから夏本番!といったところではないでしょうか。
そこで今回は、暑熱環境におけるスポーツ選手(とその保護者)の対策として、
「熱中症」を取り上げたいと思います。

6月から9月はじめ頃にかけては、水分と塩分のコントロールがとても大事な時期だと思います。人間の身体の60%は水分でありナトリウム、カリウムにより電解質のバランスを保っています。スポーツ等で汗をかきすぎて、体内の水分やナトリウムのバランスが壊れると、体内の熱調整がうまくいかず、熱ケイレンをはじめ熱射病に陥り死亡することもあります。
2001年厚生省調べにて207人の方が、熱射病で亡くなっています。熱中症は野外で行なわれるスポーツだけではなく、バスケットやバトミントン、バレーなど室内競技でも多く見られます。特に北陸地方のように湿度の高い地方では、室内競技においての脱水からくる熱中症は多いのではないかと思います。

A.熱失神、熱ケイレン(軽度)
長時間立っていたり、急に運動を止めたりすることにより筋肉の動きが止まり、一時的に脳に血液が行かなくなり数秒程度の失神やめまいをおこす。運動を止めた直後に起こりやすい。大量の汗をかいた後 体内の塩分の濃度が下がり(水分だけを取り、塩分を取らない時、特に!) 体内の塩分平衡障害の為、突然痛みをともなったケイレンを起こしやすくなります。(四肢、腹筋等)
●軽い症状の場合の応急処置
・状況により涼しいところに移動して頭を下にして横に寝かせ衣服をゆるめる、靴下等をぬがせ、うちわ等で風を送りこもった熱を放散する。
・さする程度のマッサージも有効
・濡れたタオルで身体を拭く。もしくは霧の状態にして身体に吹きかける送風する。
・0.9%の塩水を飲ますか、冷たいスポーツドリンクを水で2倍に薄めて飲ます。
・ケイレンが強い場合、連鎖的に起きる場合は、脇の下、股関節を氷のう等で冷す。
・アイシングは本人が寒いと訴えた時は止める。
・ケイレンが長引く時は、医療機関にて輸液を受けると回復は早くなる。
B.熱疲労 (中等度)
脱水状態により抹消循環不全となり汗を異常にかき、顔面が蒼白となり極度の脱力状態となる。頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感等の症状が見られ、ケイレンを伴うこともある。放置又はあやまった判断をすると熱射病に移行する危険性をともなう。
C.熱射病 (重度)
熱中症のなかでもっとも重症で命が危険にさらされる事がある。
意識がない!意識がもうろうとしている。おかしな発言をする。脱水状態により、自己にての体温調節が出来なくなり、体温が上昇し40℃以上になることが多く、汗が止まり皮膚もカラカラになり赤くなる。(スポーツが誘引の場合汗がとまっているとは限らない)、全身のケイレン発作をくりかえす。多臓器障害を合併することが多く、死亡につながる危険性がとても高い。
●中等度もしくは重症につながると思われる場合の処置
・熱疲労(中等度)の場合は熱ケイレンとほぼ同じ処置であるが、処置を併用しながら最寄りの病院に運ぶほうが安全である。輸液により早期回復が期待できる。
・熱射病の手当ては発症から20分以内の手当てが必要とされている為、救急車が到着するまでにできるだけ迅速に、応急手当をおこなう必要があります。
●意識がない、意識がもうろうとしている、呼びかけに対し答えがない、様子がおかしい時、全身のケイレンがある時
・早急に救急センターに搬送するか救急車を呼びながら頸部、脇の下、股関節など全身を冷却し、涼しい場所へ移動する。とにかく一刻も早く冷す事が大事!意識がある時又は、戻った時は水分を与える。
・1.気道を確保、2.呼吸の確認、3.脈拍の確認をして非常事態の場合、救急車が到着するまで、冷却と共に、心臓マッサージも考えておかなければならない。発症後20分以内に体温を下げることが出来れば、確実に救命出来るといわれている。

話だけ聞くと非常に怖いことですが、現実に起こりうるものです。指導者も十分に注意していきますが、保護者の方々も熱中症に対する知識を持ち対処していただきたいと思います。