4月初旬から始まった全国社会人サッカー選手権岐阜県大会。
大垣FCコーガンズは、導かれるように勝利を積み重ね、
3年連続の舞台・頂上決戦へと辿り着いた。
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降り注ぐ雨にもかかわらず、後押しするサポーターが詰め掛けた。
選手たちの緊迫した表情とは対照的に、笑顔が咲き誇る。
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対戦するのは、Morishin's FC。
各務原市をホームタウンに、東海リーグⅡ部に所属する強敵。
県内最強との呼び声高いFC岐阜を退けるなど、
実力に勢いを加え、勝ち進んできた。
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15:00。ぬかるんだピッチの上に、22人のプレイヤーが配置され、
長いホイッスルが吹かれた。
キックオフ。
序盤から攻勢を仕掛ける大垣。
闘争心を前面に出し、フィールドを支配する。
特に際立ったのはFW9山川の動き。
縦横無尽にドリブルを刻み、敵陣を混乱させる。
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その山川が決定的なチャンスを作った。
中央から鋭く持ち込み、左サイドで待つMF7浅野にパス。
浅野はGKの動きを冷静に伺い、
シュートを放つが、わずかに枠を外す。
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しかし、相手もハイレベルな技術を見せつける。
中盤でパスカットをすると、瞬時にゴール前へ。
場内にどよめきがこだました。
一進一退の激しい試合へと昇華すると、
中盤にスペースが生じ始める。
セカンドボールを拾ったMF6加藤が、
ドリブル突破を仕掛けると、
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加藤はこの接触プレーが響いて、交代を余儀なくされた。
次第にヒートアップする両軍。
しかし、大垣の得点は、その直後に生まれた。
加藤に代わって出場したMF11横山。
素早い動き出しを見せたFW24西脇に、絶妙なパスを通す。
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GK21澤田やDF5加藤、DF10福井らを中心とした
ディフェンス陣が、体を張って相手の侵攻を止めた。
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試合を優勢に進めた前半。
1-0と、リードを得る展開で折り返した。
しかし、足元が盗られる不良コンディションに加え、
勝利への執念に漲る、意地と意地とのぶつかり合い…
40分ハーフとはいえ、
体力を消耗していることは明らかだった。