前節の『貴重な敗戦』で学んだコトを、グラウンドで表現できるか?
それが今日の、そして今後のコーガンズを占う、大きなポイント。
試合前のミーティングで、
仲間を尊重すること、走り負けないこと、
そして、攻撃の起点確認、サイドや中央の使い分け、
ボールの受け渡しや攻守の切り替えなど、
チームとしての意思統一を図る。
今日は何かが違う、
そう感じることができた、ゲームへの入り方だった。

累積警告でFW24西脇、
そしてDF5加藤高広とMF7橋本哲也を欠くベストではない布陣。
さらに、相手は高さに勝り、破壊力を持つという長良クラブと、
気を引き締めなければならないゲーム。

しかし、最近の数試合、完封を逸しているGK21澤田は、
気分一新、赤のユニフォームに身を包んで、
"0封"を心に誓った。

立ち上がりは、大垣FCコーガンズが圧倒。

右サイドMF14古畑から中央へ、
素早い動き出しから、分厚い攻撃を生み、
長良クラブの守備網を乱れさせる。
まもなく、最初の決定機が訪れる。
右サイドから展開されたボールを
ペナルティエリア内で、FW11横山がキープし、
前線へスルーパス。

MF8小寺を経由し、小刻みに繋がったボール。
最後はFW6加藤浩邦がシュートを放つも、
無情にも枠の上に。

その後も、コーガンズが攻勢を仕掛ける。
4分。GKの好守に阻まれるが、
右サイドに上がった13加藤祐次郎の鋭いクロスに
MF8小寺が体を張ったボレーで合わせるあたりは、
シンプルかつ重厚な攻撃の組み立てを披露した。

好守の切り替えが早く、動き出しに長けたコーガンズ。
しかし、序盤こそボールもよく回り、
相手にペースを握らせなかったが、

その後は、ボールの出し手と受け手の呼吸が合わず、
効果的な配球ができない時間帯を過ごす。
とはいえ、相手に主導権を握らせることもなかったのは、
ピンチの芽をことごとく摘み取る、
MF18土川とMF13加藤、2枚のボランチと

安定した最終ラインを形成する
DF陣の奮闘のおかげ。

相手のシュートを、FKの1本に抑え、
危なげない展開に持ち込んだ。

開始直後に見られた右サイドからの突破も影を潜め、
決め手に欠いたコーガンズだったが、
40分、MF8小寺が必死に追走して得た右コーナーキックから
待望の先取点が生まれる。
MF13加藤から放たれたボールに、
ドンピシャで合わせたのは、DF2長村宏己!

過去の試合でも何度か、
ゴール前での競り合いを見せていた高い打点!

「パパ、がんばれ~!」の声に応えた
ナイスゴールで1-0とリードに成功!

そのままハーフタイムへと折り返した。

相手に攻撃を仕掛けさせないなかで、
こちらもポイントを作れなかった前半。
欲しい時間帯に、
セットプレーから先制をしたのは、
試合の流れを大垣に引き寄せる意味でも、大きな得点。
ただ普通の1-0ではない、重く堅いリードとなり、
後半を有利に進めるコトができた。
しかし、蒸したようなグラウンドコンディションのなか、
走るサッカーを展開。
体力の消耗も相当激しく、
いつにも増して、ベンチワークが必要とされる後半が待っていた。
