NK可児との激闘から約1ヶ月。
ケガも癒え、各自コンディションをあげてきた大垣FCコーガンズは、
昨年2連敗を喫している養老クラブとの一戦を迎えた。

10チーム総当り、計9試合で順位を決める岐阜県リーグでは、
たったひとつの敗戦が致命的になる。
東海リーグ昇格のためには、絶対に落とせないゲーム。
そして、重圧を跳ね除ける勢いという波を作り出せるかどうかが
求められる試合でもあった。

立ち上がりは両チームとも牽制しあう格好。
競り合いからのセカンドボールを奪い合う激しい展開となるが、
パスが回る落ち着いたサッカーには持ち込めない。
最初にリズムを掴んだのは養老クラブ。
5分過ぎから両サイド、そして中央と、
フィールド全面を広く使い、ゲームをコントロールし始める。
すると、7分。
コーガンズの連携ミスをついた養老クラブが、
一瞬のカウンターを仕掛ける。
左サイドから中央にドリブルで切り込み、
ミドルシュートを放つと、
ボールはキーパーを避けるようにゴールに吸い込まれ、
先制点を奪う。
0-1とリードを許し、
早くも追いかける展開となったコーガンズ。
徐々にエンジンがかかり始めたのか、
失点直後から、素早い連携を見せはじめる。
自陣左サイドで2長村、8小寺とつなぎ、24西脇へ。
反転からドリブル、そしてゴール前で待ち受ける6加藤浩邦にパスをし、

6加藤浩邦は、ボールをキープしながら
巧みなフェイントでシュートチャンスをつくる。
相手ディフェンダーの堅守の前に、
惜しくも防がれてしまったが、
その後、相手ゴール前まで押し込む回数が増えていく。
11分に訪れた相手の絶好機を防ぐと、

さらにコーガンズが、ボールを支配。
15分、14古畑がミドルシュート、
18分には、14古畑がセンタリングからのこぼれ球を
18土川が流し、最後は10福井のシュート。
得点には至らなかったが、
14古畑の飛び出しを活かしたコーガンズが、
試合のペースを掌る。

すると、20分。
左サイドで、2長村、8小寺へパスが渡り、
8小寺が絶妙クロスを24西脇へ送る。
24西脇は、胸トラップ後、

左足シュートを狙うが、

相手ゴールキーパーの正面…。
激しいファールを受けつつも、

その後も、素早い攻撃を繰り出し、
猛攻を仕掛けるコーガンズ。
23分、24西脇がサイドを突破し、

グラウンダーのパスを流し込む。
ゴール前に飛び込んだ6加藤浩邦には、
わずかに合わなかったが、
積極的な攻めを展開、相手を防戦に追い込む。

33分。相手のファールから得たフリーキックを、
10福井がゴール前に放り込むと、

セットプレーに詰め込んだ選手同士で混戦に、
最後は、14古畑が押し込んだように見えたが、

判定は、オフサイド…。
このプレーで流れは再び養老クラブへ。
相手のダイレクトプレーからパスを回され、
37分に、2点目を奪われると、

44分には、セットプレーから、
ヘディングシュートを決められ、3点目を失う。
前半を終えて、0-3。
ビハインドを跳ね返し、逆転するには、
現実的ではないスコア差となった。

ゲームを支配しながら、
スコアの上でリードを許してしまった背景には、
相手の高い決定力が挙げられる。
しかし、簡単なミスを繰り返したり、
集中を切らす点に関しては反省せざるを得ない。
コーガンズイレブンに、
突きつけられた課題が浮き彫りとなった前半。
どれだけ修正して後半に臨めるのか、
そして今後の試合に向け、どのように繋げていけるのか、
梅雨空のなか、光を求めて、
進むべき方向を探すハーフタイムとなった。
